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2012年 04月 28日
「あれからどうなんですか?状況を教えてください」
「パスクエッタのフェスタの日、フェスタの会場の友人宅がローマではないので、一緒に車で行った友人が渋滞を避けて朝早く出発したんです。だから私は朝8時に起きて、シャワーを浴びて、支度をして、途中でスーパーで買いたしたい物もあったので、朝9時に家を出ました。が、そのあさ8時に起きてごそごそやっていた時もジャイアンは激怒していましたね。私はゆっくり休みたいのになんてことをしてくれるんだ、と。すべて無視して家を出ました。こちらにもこちらの生活があるので。それに無視するのが一番効果的なんですよね、こういう人を黙らせるには。 で、そのフェスタの次の日、私の前で、「じゃあ今から同居人がいつ出ていくか聞いてみるから」と何やら次の同居人探しに乗り出した様子。電話を切って、「ねえ、あなたいつ出て行けるの?」と聞いてきました」 「なるほど。それで?」 「今はもう4月に突入しているし、部屋探しには時間がかかる。だから6月ということになると思う。が、あなたは7月ほとんどいないし、8月はお互いバカンスだから、できれば9月ということにしたい、と伝えました。まあ、こちらの都合でね。そしたらまたその友達にすぐその旨を伝えて、「色々計画しようね!」と楽しげに電話していました。どうやら私がフェスタでいない間にその友達を呼び入れて、部屋見学はすでにさせていたようです」 「なるほど。少しひどくはないですか?予想していたとはいえ、寝耳に水、の部分もありますね」 「まあね。ある程度は予想していましたが、正直言って『おいおい』と思いましたよ。まあこちらとしては9月までいたら十分利益も得られますし、私も大家さんにこの状況を言いつけてスカッとしましたから、それで良しとしていました」 「それが状況が変わったようですね。何がきっかけだったんでしょう?」 「それがね、ある晩ジャイアンがうわごとを言っているのが聞こえてきたんですよ。『ジョルジャ』『オリエンターレ、オチデンターレ』『マッキナ(車)』『エントラータ』。もう可笑しかったんで、次の日にでも言ったろ、と記憶しておきました。本人はその後苦しそうに起き出してトイレに行っていました。で、次の日の朝、本人が仕事に行くときに、『昨日こんなことを言っていたよ、覚えていない?』と聞いたら、本人は全く覚えていませんでした」 「それで?」 「その晩、私に向かって、『私が昨日見ていた夢の意味がわかった』と言ってきました。まあ、彼女は予知夢のようなものも見るのでね。予言おばちゃんですから。で、昨日夢の中で、対話したそうですよ。『お前が一緒に暮らすべき相手は、その新しい友人ではない』『じゃあ一体誰なんです?』『予想してみたまえ』『オチデンターレの人(西洋人)ですか?それともオリエンターレの人(東洋人)ですか?』『オリエンターレだ』等々…。で、それは私だと言ったそうです。私を手放してはいけないと言ったとかで。その夢の内容が分かった途端、次回一緒に住むことにしていた友人から電話が入り、その友人の妊娠が発覚して、結局その友人は恋人の住むミラノに行くことが急に決まったから、あなたと住む話はなしにしてくれ、と言ってきたそうです」 「それ以降、ジャイアンの様子は?」 「何だか急に優しくなりましたよ。どうしたのか、と思うくらい。まあ、こちらも何を言われても『へえ、そうなんだ』くらいで聞き流していますから。目立った衝突はないです」 「じゃあ良かったじゃないですか?」 「それがね、急に破格の値段で借家の情報が入ったんですよね。でもタイミングが悪いことに、ジャイアンは8月に国に一時帰国することになったんですよ。娘さんの体調、別の娘さんの学費問題、いろいろ問題が起こっているのでそれを調整しなくてはならないそうで、泣きながら娘さんと電話しています。なんか、日本の昭和30年代のドラマを見ているようですよ。 で、その借家の話は、貸主も早めに貸したいそうだし、どうなるかなあ…。多分7月8月は彼女はいないから、誰か信用している人にいてもらいたいと、私を手放さないだろうし、私としてもその借家がどういうものか、まずは見てみないとわからないし。当初彼女の一時帰国は12月の予定だったので、私は9月にでも逃げればいいか、と思っていたのですが。状況は全くのところグレーです」 「そうですか、判断に迷うところですね」 「そうです。前回の引っ越しは、絶対に引っ越さなければならない状況だったので判断も簡単でしたが、今回はどうしたらいいのか?まあ引っ越した方がいいのは明らかです。が、そうすぐには行かない状況もありましてね。もう友達にタロットでもやってもらおうかと思うくらいですよ。まあ、しばらく様子を見ようと思っています」
by turezure-italia
| 2012-04-28 20:07
| イタリア生活
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