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2012年 08月 10日
先日、あまりの暑さにラーメンが食べたくなって、チャイニーズマーケットが多く集まるヴィットリオ・エマヌエーレに調達に行った。何となく、熱さをもって暑さを制したくなって…。いわゆる逆療法というもので、アジアでも暑いところは熱くて辛い物を食べるじゃない?そのノリで。そのくらい連日暑いローマである。
地下鉄駅に着いてみると、地下鉄出口で切符チェック中。8月はバカンスでないと思っていたけれど、意外に頑張っているATAC(ローマのバス・地下鉄運営会社)。この調子で地下鉄A線も順調に走って欲しかったのに、今週土曜日から2週間、テルミニ駅から主要な観光地を通過するオッタヴィアーノ駅まで通行止め。彼らは要求だけは一丁前に出すが実際の行動が伴っていない。運賃は値上げするし、通行止めはするし、月に1~2回のストライキは当たり前。お客のサービスは二の次である。その上、切符チェックで違反者への罰金盗りに余念がないと来たもんだ。何たるお調子者! というわけで、1か月定期を買っている私は、難なくチェックを通過し、「はい、こちらから出て」という彼らの指示に従って、改札を出た…その瞬間。あるチェックマン青年の視線に気が付いた。 ムム、この顔に覚えあり…! あれは思い返せば2か月前、その月は引越しやら何やらで1か月定期を買いそびれたまま、必要に応じて切符を買っていたのだが、ある時、「2停留所だけだし、いいか~♪」なんて切符を打刻しないままバスに乗った。2停留所だというのに、降りるすぐ手前で急な携帯電話が入り、目的の停留所で降りそびれ、さらには切符チェックマンがいつ間にか乗ってきていた。 魔がさしたとはこのことで、容赦なく違反者として検挙され、罰金の即払いか、後払いかを聞かれたのだった。いや、その前にイタリアでは携帯が義務付けられている身分証明書も家においてきていたため(コピーしてから携帯するのを忘れていた。原本を持ち歩くと何かあった時に再発行に時間がかかるし)、即払いでなければ、身分証明書不携帯者として警察署に行かなくてはならないということなので、幸い銀行カードを持っていたため、彼らを少し離れたATMに引き連れて行き(いや、それどころか、すぐ払ってやるからATMまで連れて行けと命令した)、罰金を側払いしたのだった。 ったく、切符持っていたから、きちんと打刻しておけば良かったよ…。で、自分への苛立ち隠しに、罰金を受け取って領収書をくれた青年に、「ご満足でしょ?罰金を徴収することができて」と嫌みを言った。 そしたら、この青年、「いや、そんなことはない。違反者を検挙するよりきちんと打刻する切符をチェックする方がずっと嬉しい」とのたまった。 「へーえ、口から出まかせなのかもしれないが、一丁前な口をきくじゃないか」と内心感心たのだったが。。 それがこの時に目が合った青年で、お互い、「あ、あの時の」と目で挨拶し、私などは、「あーら、アンタ、今日も頑張ってるみたいじゃない?」と「ニッ」と笑ってやったのだった。 嬉しい再会という訳でもないが、ま、なかなか可笑しい再会ではあった。
by turezure-italia
| 2012-08-10 06:18
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