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2012年 12月 03日
先週嵐に襲われたイタリアですが、ついに寒気がやってくる様子。もうすでに膝丈のダウンを着てちょうどいいくらいの寒さだったけれど、本格的な寒さが到来というわけか…。ローマはまだ南よりだとはいっても、どこにいたって、冬は寒いものだよ…とつぶやいてみたり。
外が寒くたって、家の中があたたかければいいんだ。11月中旬から、セントラルヒーティングが付くので、家の中はほんわりあたたか。パラッツォによってはTシャツ1枚でいいくらいあたたかかったりするんだ。だから、夜寝るときに布団の中がヒヤッとすることもないし、起きるときに寒くて布団から出たくない、なんてこともない。 んだよ、普通の家は。でも、生憎ウチは普通の家じゃないんでね。私が住んでいる家は、長屋形式の2階建ての家で、いつ暖房をつけるか各家で決められる。ウチは、ルームメイトのフィロメーナの提案で、1月から暖房をつけることになった。12月は節約したいのだそうだ。多分、ナターレでプレゼントなどの出費が多いから、暖房費を節約したいんだと思う。 これがまた、夜冷えるんだ。今パソコンを打っているては、寒さでかじかんでいる。まるでマッチ売りの少女のように、ハアーっと息を手に吹きかけて温めている次第だ。 夜寝るときは、足が冷えているので、仕方ないから血行を良くするために運動してから布団に入っている。結構ハードな運動。それで血行を良くして足に血が巡ってから眠ることにしている。そうでないとどちらにしても眠れないから。 ガウンみたいに、ムートンのコートを着ている。これが暖かいんだ!じわじわと体が温まってくる。 もう少し寒くなってきたら、足湯をしてから寝ないときついな~。 思えば冬あたたかい家に暮らしたことがない。 子供の時から暮らしていた家は、父が何を考えたのか鉄骨のコンクリートの家を造ったため、非常に寒かった。暖房も各部屋に充実していたわけでもないし、ハアーっと息を吐くと、その息ははっきりと白く変わった。そんな寒い部屋で、こたつでテレビを見ていたわけだ。台所ともう一部屋だけが暖かいだけだった。夜寝るときは湯たんぽを愛用していた。勉強もすべてこたつで。手が冷たかったなあ。よくこたつで眠ってしまい、朝起きると体の節々が痛かった。 一人暮らしの家は、エアコン付きの部屋だったが、私はエアコンの音が大嫌い。だって落ち着かないんだもん。で、通販生活で買った「一人やぐら」という簡易炬燵を愛用していた。やはり息を吐くと白くなるくらい寒い日も多かった。でも部屋が寒くても、何か一つでも暖かいものがあると何とかしのげるものだ。 今両親が住んでいる長野県の家。…論外。あの辺りは秋田県より寒いくせに、家の作りは夏向き。冬は寒さをしのぐのにかなり体力を消耗する。前はね、囲炉裏があったのですよ。で、何とかしのげた。こたつも炭だったから、遠赤外線効果で体はかなり温まったんじゃないか?囲炉裏をつぶした祖母の判断は間違っていたと言いたいが今はもうこの世にいないしな。というわけで、うちじゃ各自豆炭用あんかを常に携帯しているらしい。結構お年寄りが多いところなのに、皆どうやってすごしているのだろう。 イタリアでは、ローマで暮らした家は、暖房が付いているのにもかかわらず寒かった。コートを着ないとしのげない寒さ。私だけかと思ったが、お隣のおばちゃん宅にお茶に呼ばれていったら、おばちゃんも家の中でかなり着込んでいた。 フィレンツェで冬暮らしたのは、ちょうどマリアの家だが、ここは過ごしやすかった。自分で好きな時間に暖房が付けられるようになっていた。が、マリアがバールで働いているのに私一人のために全部の部屋の暖房を点け、一人ぬくぬくとしているのは悪いと思って、夜遅くに付けるようにしていた。だから家の中でやっぱりダウンを着たりしていた。ま、これは私の単なる貧乏性とか小心のためだけれど。暖房を付けてからはかなり温かい家だった。暖房は強力で、すぐに家が温まった。 …何これ。今まで全然冬にあたたかい家で暮らしたことないんだ、私。 北国じゃかえって暖房設備が整っていて、家の中はずいぶん快適らしいなあ。いいなあ。 いつか、あたたかい家で暮らしたいなあ。 ささやかな夢である。でも実現もかなり容易だと思うから、こういうのは夢とは言わないか。希望、くらいに言っておこう。
by turezure-italia
| 2012-12-03 08:08
| イタリア生活
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