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2011年 01月 03日
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
正月は、両親の住む長野県の山里ですごしました。 長野県は縦に長い県ですが、両親の住む村は南にあります。雪はそれほど降りませんが、とにかく寒くて寒くて。室温はどんなに温めても10度でした。こたつや何かがあるので、もっと暖かくは感じますが、私は着て行ったダウンコートを室内着にしていました。 お風呂は外にあるので、寒さを我慢してダッシュで入りにいきます。出た後に窓ガラスを閉めようと思ったら、凍って動かなくなっていたり・・・。普段住んでいる首都圏は暖かいんだなと感じました。 人口の9割がおじいちゃん・おばあちゃんで構成されているこの村。お年寄りたちは元気に農作業をしながら暮らしているのが印象的。普通の道はヨロヨロ歩いているよう見えるのに、傾斜の急な山の畑ではシャンとして見えるのが不思議な感じ。 父や母の作った野菜をたくさん食べてきました。珍しい青大豆のきなこも! またご紹介しますね。 #
by turezure-italia
| 2011-01-03 07:49
| 日本の生活あれこれ
2010年 12月 26日
根津の図書室で、イタリアを特集した旅行雑誌「4Travel」を見つけ、早速借りて読んでみました。 面白かったのは、写真家・藤代冥砂さんのエッセイでした。ゲバラも愛したチリの革命詩人、そしてノーベル文学賞を受賞しているパブロ・ネルーダの足跡を追った紀行文。藤代冥砂さんの文章は、よしもとばななさんも絶賛しているくらいですが、これも読み応えがありました。 「私はイタリアのワインに酔いながら、毎晩ベッドの上でネルーダの詩集をめくり、言葉が愛に向かう時の輝きに喜びを覚えた」 うーん、キッザー!でも素敵な文章でした。 さて、話を紀行文に戻しましょう。 ネルーダと言えば、映画「イル・ポスティーノ」でフィリップ・ノワレが演じていた詩人ということでご記憶の人も多いのでは?映画の舞台はナポリ近くのプロチダ島でしたが、実際はカプリ島に滞在していたそうです。 革命詩人・ネルーダは、チリ政府に追放され、世界中を渡り歩き、イタリアで亡命生活を余儀なくされていましたが、その時に滞在したのがカプリ島。彼は3番目の妻となるマチルデを伴っており、いわば愛の逃避行でもあったようです。その時に住んでいた小さな家は、まだ残っているそうです。 カプリ島は、数多くの芸術家に愛された島ですが、あのサド侯爵もカプリ島に滞在していたようです。。毒殺未遂と鶏姦(さすが、こうこなくちゃ!)の罪による斬首の刑からのイタリア逃亡だったとか。このカプリ島滞在、後の「悪徳の栄え」執筆にも大いに役立ったそうですよ。 「起伏に飛んだ道を歩いてみるとすぐにわかるのだが、カプリはどこか官能に訴える何かがある。そのなにかが芸術家と呼ばれる感覚に秀でた人たちを惹き付けたのだろう。島全体のフェロモンが強い、そんな気さえした」 私がカプリ島を訪れた時、もちろん青の洞窟も見ましたが、街をぶらぶらしていたときに、歴史ある香水の工房を見つけました。カプリでとれた花を使っているようでした。その何とも言えない、官能的な香りにくらくらしたことを覚えています。すぐそこには、青い海が見えて・・・「うーん、これがカプリなんだわー」なんて思いました。 カプリ島というと、「青の洞窟」が有名ですが、そこを見て終わりにしてしまう人も多かったです、私が行ったときは。 ちょっと時間をとって、この島の官能をゆったり味わってみるのもいいな、なんて思った、素敵な紀行文でした。 #
by turezure-italia
| 2010-12-26 14:06
| 南イタリアの街と島
2010年 12月 24日
お料理をメインにした映画って結構ありますよね。
料理をする過程などが映像化しやすいからか、結構映画ではあるんです。「バベットの晩餐会」とか。いい映画でしたよね。 ですが、小説ではあまりないような気が・・・。なので、料理がメインの小説を読んでみたいと思ったところ、イラン出身の女性作家が書いた「柘榴のスープ」という本を薦められ、早速読んでみました。 ペルシア料理って奥が深いんだなー。何も知らないかった。というのが感想です。 聞いたことのないようなスパイス、おいしそうでしかも洗練された料理の数々。しかもスパイスが人の行動・考え方にものすごく影響を与えていました。たしかに、アロマテラピーで使う精油も、その香りで人の精神状態もいやしたりするから、香りって奥が深いですよね。日本料理にはそういう考え方がないから、すごく新鮮でした。 もっと新鮮だったのは、セックスアピールポイントも、イラン出身の作家ならではの観点で書かれていた点ですね。 物語にはイラン人の3人姉妹が出てくるんですが、一番下の妹は「シナモンとバラの香りがする」とか、イタリア人のおばあちゃんの汗はしょっぱいのではなく、「砂糖の味」がして、「パン・お菓子屋を営む彼女の夫にとっては、彼女は女神だった」とか。 日本人ってこういう感じ方、つまり嗅覚や味覚(?)を使って異性を意識することってあまりしないですよね? ちょっとびっくりしたけど、結構新鮮でした。 興味のある方、ぜひ読んでみてください! #
by turezure-italia
| 2010-12-24 08:00
| お気に入りの本・映画
2010年 12月 19日
さてさて、前日の記事で出てきた占星術の先生ですが、「明本歌子」さんといいます。
VOGUEやVOCEなど、たくさんの女性雑誌にも、その生き方が取り上げられていますよ。よしもとばななさんの日記にも登場していました。 明本歌子さんのプロフィールは、 1935年生まれ、有名な作曲家の父を持ち、幼少のころに自身も作曲家・ピアニストとしてデビュー。東京芸術大学を卒業後、現代音楽家の高橋悠治氏と結婚し、渡欧。後、NY移住。そこで出会ったイラン人銀行家と再婚。NYでリンゼイ・ケンプと出会い、カンパニーのおさんどんを担当。そこで出会った22歳年下の英国人ダンサーと再婚。離婚を経てハワイ移住。そこで、サーフィンと占星術の研究に没頭・・・。 詳しいことは、彼女の著書「コズミック・ファミリー」に書かれています。(残念ながら現在絶版) 本にはストラヴィンスキーやクセナキス、NY時代の、若き横尾忠則や篠山紀信、勅使河原宏らとの交流、ロックがカウンターカルチャーとして盛り上がっていく時代の様子、自身のコンサートにはあのスーザン・ソンタグも来たことも書かれていて、そういう意味でも面白い本です。 歌子さんは今でも元夫や恋人、そしてその奥さんや子供たちととても仲が良くて、著書の通り、この地球でコズミックファミリーを形成しています。奇跡みたいな話ですね。 そんな歌子さんに、初めて占星術をやってもらったのも、ひょんなことからでした。 占いも重要かもしれないけど、歌子さんの家がまた素晴らしく素敵。「高い豪華な家」ってことではありません。(ごく普通の古めのマンションです。)歌子さんのおうちは本当に居心地がよくて、どうやったらこんなにかわいくて素敵な空間ができあがるんだろうっていつも不思議に思います。高いものは一つもなくて、でもものすごくオシャレでかわいくて、あったかーいおうちなんです。横尾忠則も、「日本じゃないみたいだなあ」といっているとか。 彼女の人生観がそのまま表れているような、そんな空間なんです。なかなかできるものではありません。なんといっても「生き方」が問題なんですから。 11月末に、歌子さんに連絡すると、「イタリアに行く前に来なさいよ!」と言ってくれて、トントン拍子に話が決まって、またお会いすることができました。 いつものように、午前中は泳ぎに行きます。75歳になっても、「泳がないと老けちゃうよ!」。 毎日ビキニでバリバリ泳ぐ歌子さん。素敵です。 「私はいつも、迷った時には心の声を取るの」 「たいていの人が、常識にとらわれて生きているでしょ。その人らしく生きる可能性を捨ててしまっているのね」 プロフィールに書いてあるように、歌子さんは3回も結婚して、そして今は一人で自由に生きています。昔は1回目の結婚を守り通すのが普通だったことを考えると、かなり「非常識」だったことでしょう。が、彼女は心の声を尊重して生きていた。自由にエネルギッシュにありのままに、自分をあいしながら生きている。 「生きることが芸術になるっていうのは、こういうことなんだな」と思います。 プールへの行き帰りでの何気ない会話、お菓子をつまみながらの何気ないおしゃべり。歌子さんが作ってくれた、おいしいスープ、干しブドウとレンズマメ入りのクスクス。今思い出すと、すべてがいとおしくなるような、そんな時間でした。 歌子さん、ありがとうございました。 #
by turezure-italia
| 2010-12-19 14:53
| 日本の生活あれこれ
2010年 12月 18日
来年2月にイタリアに長期滞在をする私ですが、実は何年か前までイタリアには全く興味がありませんでした。
それどころかラテン嫌いでしたね。 それまで私は「ラテンの国って興味ない。人生楽しんじゃってさ」と反感を持っていました。海外旅行は東欧諸国に行っていましたね。「頑張ってるんだよ、彼らは。社会主義から体制が変わって。私も彼らから学ばなければ・・・」。・・・くそまじめだったんです、私は。 ところが、ひょんなことからやってもらった西洋占星術で、、様々な資料とともに、1枚の世界地図を渡されました。その地図には、私のエネルギーを示す赤い線が複雑に縦横に走ってました。どうやらその人にとって相性のよい国や都市がわかるらしい。もちろんそれは人によって違います。 「じゃあ、まずあなたが生まれた埼玉をみてみましょう」 全米占星術協会に所属しているその先生は、具体的にどの都市がどのようにその人に合っているか、サイトで見られるようでした。 私が返事を待っていると、「えっ!?」と言ったきり、絶句しています。 「正直言って、こんなにしょぼいものは見たことがないのよ」 つまり、ふつう、都市を選択すると、その人が「ここに住むと、仕事面で~、恋愛の面では~、友情面では~」というのが出てくるんですが、私の場合、埼玉は「色々な問題に巻き込まれ、傷つく」としかでてこなかったんです。何年間も何人もの人にリーディングをしてきた先生が言うんだから、本当にしょぼいらしい。 じゃあ、私にとってしょぼくない国は?と地図に目を走らせました。住むなら(なぜか始めから住む所目的でした)ヨーロッパがいいと思っていたので、ヨーロッパに目を走らせると、旅行で気に入ったベルリン、プラハは線があんまり走っていない、憧れのパリ、ロンドンは線からずれている。では、エネルギーの線がどんぴしゃで走っているのは...「えー!?イタリア??全然興味もない国なのに!!」 ちなみに日本は、かぼそーい線が、大阪あたりにうっすら通っていました。 「しかしね、あなた、なんでこんなところ(埼玉)に住んでるの!?・・・まあ、これも何かのお勉強かもしれないわね」 一通り、自分のホロスコープと今年1年の動きなんかを教えてもらったんですが、一番頭に残ったのがこの世界地図。 「あそこまでしょぼいと言われてたけど、じゃあしょぼくない国ってどんな感じなわけ?」 そこでその年の旅行で、イタリアに行ってみたんです。その時はフィレンツェが主で、あとはローマに寄って。 なんか、日本で味わったことがない居心地の良さを感じ、「もしかして、あの地図は本当かもしれないな」。 2度目に行って、「なんか住んでみたいかも!?」と思い立ち、その2年後、会社をやめて1年間お気楽にイタリア留学生活をしました。 また、来年2月より行く予定です。今度は仕事をしながら暮らします。 原点はやっぱり、あの「世界地図」。 #
by turezure-italia
| 2010-12-18 14:03
| イタリア生活
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