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2011年 12月 06日
先週日曜のポポロ広場。
クリスマスの買い物に繰り出した人でごった返すコルソ通りを避けて、私が向かった先はここ。アウグストゥス帝のお墓のそばにある、Ara Pacis(アラ・パチス)。オードリーの写真展を見にやって来ました。 ローマに意外とゆかりのあった女優、オードリー・ヘプバーンの写真展。プライベートフィルムや服の展示もありました。 この日は最終日だったので、中に入るにも行列。さらに中も結構混み合って、日本人と違って人をよけることを知らないイタリアーナたちに激突されまくりでした。 これが展覧会入口。オードリーの服を撮ろうとしたら写真はダメと言われたから、撮影禁止なのかと思ったんだけれど、どうだったのかな?なので写真は少ししかないんですけど。 オードリー・ヘプバーンといえば、やはり「ローマの休日」ですよね。でもこの映画の撮影だけでなく、当時全盛だったローマの映画撮影所「チネチッタ」にちょくちょく撮影に来ていたようです。チネチッタはイタリア映画だけでなく、ハリウッド映画も頻繁に作られていたようで、「ベン・ハー」の撮影なんかもここで行われました。「甘い生活」のアニタ・エクバーグと撮影所でしゃべっているショットなんかもありました。どちらかというと、エクバーグの方が映画スターのオーラを出していました。 そういった撮影所の写真のほかに、ローマの街を歩くオードリーの写真も数多くありました。 一人でローマの街を歩きたがったようで、スーパーで買い物をする写真なんかもありました。映画スターとして存在するのではなく、一人の人間として存在したい。そういう人だったんでしょうね。 最初の夫のメル・ファーラーと。メル・ファーラーは日本ではそんなに人気ありませんよね。かっこいい主役を演じるわけでもありませんでしたし。オードリーとは舞台で共演し結婚。生涯で5回結婚した彼(意外!)は、オードリーが4度目の結婚だったそう。「戦争と平和」では夫婦で共演しています。 意外だったのは、オードリーが予想以上に幸せそうだったこと。もうキラキラしちゃって、まぶしいくらいに美しいしかわいい! メル・ファーラーについても意外でした。オードリーはやはりスターなので、どこに行っても人気のある妻を、内心「チッ」と思ってそうな人だな、なんて思っていましたが、やっぱり夫らしいかんじでしたね(って当たり前か)。しかし一男をもうけたのち、結局メルとは離婚してしまいます。原因はメルの派手な女性関係だったようです。 さて、10こ年下のイタリア人の精神科医、アンドレア・ドッティと再婚してからは、ローマに住んだようです。それまではジヴァンシーの服を好んだ彼女も、ローマに住んでからはヴァレンティーノの服も好んだようです。会場には、襟と裏地が主に近い赤の深緑色のヴァレンティーノのコートが飾ってありました。さすがヴァレンティーノ。補色をつかっているところが心憎いばかり!素敵でした。 今ほど観光客がいないローマの風景、何だか新鮮な感じです。 会場には結構年配の女性もいて、そうそう、あの頃はこういうミニも流行ったわよねー、とか、まー懐かしいわあの頃私もこういうもの着ていたわよ、なんて思って見ているのかしら、と思いました。 そのほか、オードリーのお洒落についての解説もありました。ヒールの低い靴、スカーフ使い、リトルブラックドレス、などなど。流行に左右されないお洒落がやっぱり一番いいですね。展示している服は、先ほどのヴァレンティーノのコートのほか、2度目の結婚式の時に着たピンクのウールのミニワンピースもありました。靴はシルバーのヘビの型押しのローヒール。こういうセンスがいいわ~。 ムートンコートも展示もあり(笑)、色はキャメルで裏地はオフホワイト。ロシア調の留め飾りが付いているものでしたが、肩幅がすごく小さい!これ一体だれが着られるっていうの?というくらいでした。 ユニセフ親善大使の活動についてのフィルムもあり、これもよかった。一人の人間として、色々なことを乗り越えて、こういう活動に生きがいを見出し・・・一人の人間の生き方の軌跡を見られたという点でも、この展覧会はなかなかよかったです。
by turezure-italia
| 2011-12-06 20:50
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