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2012年 12月 10日
ローマ、夜10時の気温は2℃。寒い。けれど大丈夫!だって家は暖房付けたもんね!!大家さんの元妻、ルームメイトとフィロメーナとの話し合いの結果、断固反対していたフィロメーナが首を縦に振ったので、付けることになったんです~。あー、よかった。でないと本当に凍えちゃうよ…!
さて、ローマの中心地でご飯を食べるとなると、なかなか持ち駒がないという状態を改善すべく、またまた調査に行ってきた。 やはり待ち合わせにも色々なところを回るのにも便利なのはスペイン広場。この辺りのレストランをぜひ開拓したいのだが、もろに観光地でもあるので、観光客向けのお店が多いのも確か。でも、ここで長く働く人ならいいお店を知っているはず。おいしくて手頃なお店に連れて行ってもらった。 というわけで行ったのはここ。 ![]() オスタリア・アル・トレントゥーノ。スペイン階段を背にして、コンドッティ通りから右に一つ目の通り・Via Carrozzeの2ブロック目にある、気楽な食堂。(リストランテはより高級となる。トラットリア・オステリアの類は、気楽な食堂なことが多い) 店に入ると、常連らしいお巡りさんがご飯を食べている。ほーう、こういうイタリア人の常連がいるのか。この辺で働いている人が来ているのは悪くないぞ。 ここは魚介類もなかなか美味しく食べられるとか。我々(総勢5名)が頼んだのは、前菜3種とプリモ。飲み物は魚介類にはお約束、の白ワイン。前菜は分け合って、プリモは一人一品ずつオーダー。 前菜は、サーモンのカルパッチョ、魚介類のサラダ、ムール貝のワイン蒸し。サーモンはやたら酢が効いていて、ほとんど酢で〆てるのか、と言いたいくらいだったが、久々の生魚なので美味しく食べた。兎にも角にも久々の魚介類。いかのサラダ、ムール貝も満足の味! プリモは、ここのおススメだという、小エビのクリームリゾットをオーダー。店のおじちゃん、遅れてきた人にも、「リゾットでいいんでしょ?」と半ば勝手に決めてた。リゾットはこってりクリーミーなトマト味仕上げ。まろやかなトマト風味がおいしい。しかし、エビは、エビはどこに…?まるで宝探しのような感じだったが、まあ、エビの味はしているので良しとしようか。久々に外でリゾットを頼んだが、しっかり米に芯がある。私はどうしても日本のご飯を基準に柔らかめに仕上げてしまうのだが、イタリア基準ではちょっとやわらかすぎなんだろうな、と再認識。こういうこともあるのでたまに外で食べるのは大事なのだな。ほかに、スズキとミニトマトのタリアテッレを頼んでいる人もいたが、これも美味しそうだった。 こってり味のリゾットを食べ、胃袋はまさにフィナーレを迎えようとしている…。さあ、ここでエスプレッソ、そして消化促進のためのアマーロまたはリモンチェッロを飲んで、華々しく食事を終えようじゃないか…。ここで店のおじちゃん、リモンチェッロを余分に持ってきちゃった。じゃあそれも頂いちゃおうかな。フフ。 さっきから「店のおじちゃん」、と書いているが、ここは数名のおじちゃんがきりもりしている。雑さ・いい加減さの中に要所要所をきっちり押さえた絶妙なテーブルさばきを見せてくれる。妙に愛想が良すぎないのもいい。 今回、このお店に連れて行ってくれた人は、このお店の人と知り合いでもあるので、かなりオマケしてくれた。プリモは10ユーロ、アンティパスト、飲み物を入れて、おまけがなくても20ユーロくらいでは。 この辺りでこの値段で食事ができるお店はなかなか珍しい。これは持ち駒に加えなければ。 ちなみにこの近くには「リストランテ34(トレンタクアットロ)」があり、同じ系列なのかと思っていたのだが、全く別の経営者。単に双方とも番地の名前を付けているだけらしい。こういう単純な名前の付け方が、イタリアらしいなあ。 <店舗データ> Hostaria al 31(オスタリア アル トレントゥーノ) Via Carrozze 31 --------------------------------------------------- 余談。 今日、スペイン広場からコルソ通りまで軽くクリスマスのイルミネーションを見に行った。またモスキーノの前を通りかかったら、「目」プリントのワンピースがあった。 その「目」プリントの「目」たちを帰り道に思い出したら、どうもこれには見覚えがある。私、これと同じものを描いたことがある。 私が7歳くらいの時、お絵かき帳に、大きなクジラの絵を描いて、そこに目をいっぱい書いたんだ。で、目をびっしり書いたクジラの絵のしたに、わざわざタイトルまで。「かいじゅう 目くじら」。 何でそんなもの描いたんだ??そうだ、私は読書が好きで、ちょうど「目くじらを立てる」という言い方が本に出てきたんだが、よく意味がわからなかったのでそういうクジラの怪獣を妄想してたんだ…。アハハ、可笑しいなあ。我ながらなかなか愉快な空想力じゃ~!! と、狩猟民族スタイルで地下鉄に乗りながら笑っちゃったある日の凍てつく夜でした。
by turezure-italia
| 2012-12-10 08:21
| ローマ、ここがウマい!
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