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2013年 09月 06日
8月も終わり、9月。気が重い…。何でって、まず渋滞の復活。この1ヶ月で渋滞のない生活に慣れきったところでカウンターパンチを喰らう。結構キツイ。バスは乗らないに限る。では地下鉄…。夕方、疲れて地下鉄に乗ると、空席なし。仕方がないから立ってるけど、8月、思いっきりスカスカの電車で絶対に座れていた状態を思い出すと、疲れが倍増。
ま、徐々に慣れていくでしょう。 8月は何回か海に行ったけれど、一番楽しかったのは、8月15日のフェッラゴスト(聖母マリア昇天記念日)に行ったマイナーな浜辺です。日本人の年上のお姉さま方からお誘いを受けたので、ありがたく。 いわゆる女子会。「女子」ってコトバ、小中学校時代を思い出してしまうので、あまり使いたくないんだが。よく言ったもんだよ、「そこの男子、掃除して!」とか、「先生、男子が全然掃除をしません」とかさ。でも敢えて使ってみるというのも結構可笑しいね。自分で「女子会」と声に出して言いながらも、「私もこのコトバ使っちゃってるよ」と自虐的にフッと心の中で笑っちゃったり、照れている自分を発見したりして。 とにかくね、8月15日は祭日でたいていのお店が閉まってしまうので、街中にいても仕方がない。バカンス中の人もそうでない人も、この日は海に繰り出すというわけだ。というわけで、私たちも朝8時に集合して、車でレッツゴー。誘ってくれたお姉さまのお気に入りの浜辺に30分後には到着。 家族経営の有料海水浴場に入場し、敷地内にあるレストランも予約。そしてまずはカプチーノとコルネットで朝ごはん。この海辺でのカプチーノっていうのがまた一味も二味も美味く感じるのは私だけかねぇ。 何でこの海水浴場に来たのかというと、そのお姉さまによると、食事がめちゃくちゃ美味しいんだそうだ。海辺でシーフード、これは楽しみ!! 浜に行って傘とサンベッドを持ってきてもらい、水着にもなって、さあ写真を撮るぞ、と思ったら、バッテリー切れ。残念だ~。というわけで、また文章のみで。わはは、ぶろがー失格~。 ここはローマに近いんだけれど、マイナーな地域なので、同じ近場のオスティアなんかに比べるととってものどか。やっぱり、公共交通機関で行かれないようなところはのどかだ。私はこのようなのどかさを愛す。ローマにいると余計にね。 入念に日焼け止めを塗り(もう真っ黒なので)、サンベッドに横たわるも昼食が気になっちゃってとてもじゃないが落ち着いて寝てられない!かといって海に入れば…水、冷たすぎ。ま、朝だからね。私はぬるーい水が好きだから、となると午後の水がいいってことか。水浴びをして持参のビールを飲んだり、おしゃべりしながら昼食までの時間を過ごす。おいおい、前方でやはり女性3人で乗り込んできた東欧系女性たち、おしゃべり大炸裂で楽しそうじゃないかよ、えー?しかも持参のサンドイッチで早くも空腹を満たし始めたか、おいしそう。 そのうち時間がたち、ついに12時半だ~。本当に待ちわびていたよ~、この瞬間を!というわけで意気揚々とレストランに乗り込んだ。 私たちが頼んだもの:前菜→ブルスケッタ2種(定番のトマトに加え、小さなアサリがのったもの)、海の幸のサラダ、串に刺さったイカと白身魚のフライ。 プリモ→海の幸のタリオリーニ、エビのクリームリゾット。タリオリーニは卵入りの細麺パスタ。魚介のスープに卵麺が絡まりうまさ長続き!エビのクリームリゾットは、エビ味がいっぱい!なのにエビの姿がない。以前「31」で食べた時もエビがいなくてケチっているのかと思ったが、どうやらそういうものらしい。 セコンド→魚介のフライ。アツアツのフライにレモンをギュッと。美味し過ぎて言うことなし。 各2人前を分ける形にした。一皿ごとの量が多いので、これがちょうどいい。 デザート→レモンのソルベット、コーヒーのソルベット等を各自で。 ワインはサルデーニャのワイン、ヴェルメンティーノをオーダー。ここはやはり魚介が美味しい地域のワインがいいでしょ! 私たちがテーブルについた12時半にはまばらだったレストランも、1時を過ぎてからは満員御礼状態。ちなみに夜は浜辺でのコンサートもあり、レストランは280人くらいの予約があると言っていた。さすがフェッラゴストの夜だね。 近くのテーブルには高年夫婦が陣取っていたが、会話がない。デザートのスイカを食べながら、妻が取ってつけたように話しかけ、夫が面倒くさそうに答えている。イタリア人だし、基本的にはお互いしゃべり倒しながらの食事をするもんだと思っていたが。かつて銀座にある「ざくろ」でしゃぶしゃぶを食べた時、会話もなく黙々としゃぶしゃぶを食する夫婦がいて、友人たちと「会話がないよ!」と驚きの会話をしたもんだ。やはり長年連れ添った夫婦の行動は国境を越えた共通点があるらしいね。 食事も終わってほろ酔い加減で時計を見ると、3時すぎ。約3時間も食べ続けちゃった! そして、午後の海水浴は、、飲酒もしているということで、「タコ八郎のようになってはいかん!」と気を引き締めて海に入った。タコ八郎が海で亡くなったときは、子供心にショックだった。 女同士の海は気楽でいい。別に男がいたって海はいつでも気楽だが、女同士だと気楽の種類が違う。より「なんでもお構いなし」な状態になるからだろうか。空を眺めれば、凧は上がっているし。イタリアじゃ凧は夏の浜辺の風物詩だな。 そんなこんなでもう夕暮れ。食べて飲んで思いっきりリラックスした、フェッラゴストの「女子会」。喧騒とあわただしさの戻ってきた今、こんな時を過ごしたのが遠い昔のようだ…。
by turezure-italia
| 2013-09-06 09:08
| イタリア生活
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